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純情少年~2回目のデート~

 
 
 
 
いまどき一回目のデートでキスぐらいは当然だと 何かに書いてあった
 
 
 
 
ギュッとして
 
砂浜に埋められたときみたいに 体が熱かった
 
埋められたときみたいに 体が動かなかった
 
 
 
 
だからキスを逃したんだ
 
 
 
 
今日は 2回目のデート
 
 
 
 
新しい服を買う時間がなかったから
 
2番目にお気に入りの服を着て会いに行くんだ
 
 
 
 
君が着ている服も2番目のお気に入り?
 
この間はかわいすぎたから ちょっとラフな感じがいいな
 
じゃないと次から服探しが大変だ
 
 
 
 
わざと送れていくか 少し考えたけれど
 
万が一でも嫌われることを考えて やっぱり早めに家を出たんだ
 
 
 
 
初めにかける言葉も 何パターンにもシュミレーション済みだよ
 
前回のストックがあるから 今回はバリエーションも豊富なんだ
 
 
 
 
過去の自分が馬鹿にするぐらい 君の事を考えてる
 
 
 
いつまでも変わらないような恋が出来るとは 思ってないよ
 
 
 
 
僕らの物語
 
起承転結の結をハッピーに
 
 
 
 
そんなことは 考えているけれど
 
 
 
 
九九を学び始めた小学生のように
 
最初は たどたどしいぐらいでいい そんな風に思ったりもしたけれど
 
やっぱり気合を入れてみたいんだ
 
 
 
 
 
一回一回 全力疾走 好きだから
 
 
 
 
 
走り足りなかったと後悔するのは 悲しいよ
 
 
 
 
友達は 恋愛を ゴールのないマラソンに例えた
 
初めから飛ばし過ぎるな そう言った
 
 
 
 
僕は信じない
 
2回目のデート
 
 
 
 
待ち合わせ場所 先に来ていた彼女
 
やっぱり 大好き
 
 
 
 

         

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